映画『もったいないキッチン』2019年撮影→2020年夏頃 劇場公開予定!

世界で生産される食料の3分の1は食べられることなく廃棄されている。その重さは13億トン。「捨てられてしまう食材を救い出し、おいしい料理に変身させよう!」と考えた食材救出人で監督のダーヴィド・グロスが廃油で走るキッチンカーでヨーロッパ5カ国の旅へ出たロードムービー映画『0円キッチン』は’17年1月に劇場公開され、日本中で市民上映会が開催されるなど、大きな反響を得た。そのダーヴィドが次に舞台に選んだのは「もったいない精神」発祥の地、日本だ。

“もったいない精神”の発祥の地、日本でも年間643万トンものまだ食べられる食料が廃棄されており、この量は世界の食料援助量の約2倍にも及ぶ。残念ながら日本の食のムダは世界のトップクラスだ。ダーヴィドは大量の食べ物がゴミとして捨てられる現状を嘆く代わりに、彼は「もったいないキッチン」をスタートさせ、日本中を巡り、廃棄食料の中から食材を厳選し、独創的なオリジナルレシピを開発しながら、美味しい料理を出会った人々に振る舞っていく。

時には一般のご家庭の冷蔵庫を抜き打ちチェック。時にはスーパーのゴミ箱に“ダイブ”して食材を救出することもあるだろう。ダーヴィドはまた、科学者、料理人、農家、若年起業家や活動家など、様々な人たちと会い、伝統と技術がユニークな形で混ざり合った彼らの実践法を学んでいく。その中には、未来の食として昆虫食も登場することだろう。映画『もったいないキッチン』は、食に限らず、資源、エネルギー、アイデア等、身近にある様々な“もったいない”を見つめ、持続可能な未来のソリューションを美味しく、楽しく提案する映画だ。「もったいないキッチン」の旅がスタートする。

(参考)農林水産省 食品ロスの現状 平成28年度推計値