ユナイテッドピープル代表の関根です。
週末は福岡県糸島市につくったカフェワルツの敷地内で農作業をしていることが最近は多いんです!
写真は農業指導の先生の坂本さん。
自然農、不耕起栽培、無農薬で畝を作り、
じゃがいもの植え付けとそら豆を少しやりました!
もう春ですので、楽しい仕事がたくさんあります!
「半農半X」のアイデアと出会ってから、
そして特に映画「幸せの経済学」
を観てからというもの、田舎暮らしに目覚めて、
千葉の外房に会社ごと引っ越し、まずは
「会社で食べる食材の多くは会社の畑で自給する!」
を標榜して、多少はやっていたのですが、
福岡に引っ越してきて、ようやく落ち着いて再開できました。
「食いっぱぐれないように」とよく言うものです。
一生、食べるに困らない状況ができたら幸せだと思いませんか?
お金がなくても、食べれたら。
金融危機が起こったとしても、畑があったら。
京都の宮大工さんで、最後の棟梁のように
言われた、宮本常一さんという方がいます。
彼はおじいさんから、農業をやりなさいと
くどくどと、言われ続けたそうです。
ですから、畑をやっていた。
理由はこうです(解釈)。
神仏を崇める仏閣、神社を作るものとして、
民家の仕事をしてはだめだ。
民家をやると汚れてしまう。
納期がどうとか、予算がどうとか、
デザインがどうとか施主が言ってくる。
景気が悪くなって、仕事がなくなっても
民家の仕事をしないように、畑をやりなさい、
という意味だったのです。
食べる安心があれば、好きなことができる。
好きなことができれば、幸福感が高まる。
食べ物を作ること、得ることは、
よりよい人生のための条件に思うんです。
そんな考えで始めた農業ですが、
やってみて分かったこと。
楽しい!ってこと。
土に触れて、雑草を抜いて、種を採って
季節の移り変わりに気づき、大いなる
命の恵みに気づくこと。
本当に、楽しいですよ!
今度は人参にチャレンジです。