種は人類の命そのもの。しかし種子の94%が20世紀に消滅。種子の多様性を守るために私たちのすべき選択とは?
映画『シード ~生命の糧~』2019年6月29日(土)シアター・イメージフォーラムほか全国順次ロードショー!
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種は私たちにとって命そのもの。しかし、前世紀中に野菜の種子の実に94%が消滅。気候変動や、世界の種子市場を多国籍企業の独占が大きな要因だ。市場には遺伝子組換え作物(GMO)が登場し、多くの国々で農家が種子を保存し翌年蒔くことが禁止されるようになった。結果、人類史上最速で種子の多様性が失われている。そんな現在、世界中で立ち上がった種の守り人たちがいる。「種子は私たちの子孫」とトウモロコシの種を守り続けるアメリカの先住民。人類の終末に備え、最大300万種の種を貯蔵できるシードバンク、スヴァールバル世界種子貯蔵庫に種子を保存する人々。ヴァンダナ・シヴァ、ジェーン・グドールなど著名な活動家と種子の多様性を守る方法を探る。
監督:タガート・シーゲル、ジョン・ベッツ 配給:ユナイテッドピープル
(2016年/アメリカ/94分)