12月14日(水)まで開催した 難民映画祭 オンライン。参加した皆様より542,000円の寄付金をお預かりし、国連UNHCR協会に送金しました。命を守る活躍へのご支援、ありがとうございました!
2006年より開催してきた難民映画祭は17回目を迎えます。今年はウクライナで起こった人道危機をきっかけに、日本社会でもかつてないほど難民問題への関心と支援が集まりました。こうした関心の高まりを難民へのより深い理解と共感につなげるために、世界各地から集めた珠玉の作品を、オンライン上映します。
困難に立ち向かう民衆の物語
昨今、さまざまな報道等で耳にするようになった、「難民」という言葉。
紛争や迫害で故郷を追われた人たちは、日本の人口にほぼ近い、1億人を超えました。
難民と呼ばれるようになった人たちも、私たちと同じように、
一人ひとり、愛する家族や友人、大切なそれぞれの人生があります。
たとえ、明日が約束されない状況でも、生き抜いていく。
困難に立ち向かう意志、その力強さを、ぜひ映画を通して感じてください。
【視聴期間】
2022年12月01日(木)~12月14日(水)
【上映映画】
物語は終わらない ~難民芸術家たちの革命~(83分、ドキュメンタリー)≪日本初公開≫
シリアの若い世代のアーティストは、芸術をささえとして難民生活に耐えている。
平和、正義、表現の自由のための闘いを反映したこのドキュメンタリーは、彼らが芸術を通して現実に立ち向かう姿を描く。
地中海のライフガードたち(109分、ドラマ)≪日本初公開≫
シリア難民を救出しようと、自らギリシャのレスボス島へ向かい奮闘するスペイン人ライフガードたちの姿を描く実話に基づくドラマ。海で溺れる者は救わなくてはならないという海の掟が、彼らを突き動かす。
マイスモールランド(114分、ドラマ)
日本で暮らしてきたクルド人の女子高校生サーリャ。家族が在留資格を失い、当たり前だった生活を奪われてしまうが、ある少年との出会いを通して、悩みながらも成長していく姿を描く青春ドラマ。
FLEEフリー(89分、ドキュメンタリードラマ/アニメ)
アフガニスタンに生まれた少年アミンは「難民」として過酷な旅を余儀なくされる。30代半ばとなったアミンが半生を語る。ゲイの青年が自分の未来を救うために過去のトラウマと向き合う物語を描く。
UPROOTED(3分、ドラマ)
ウクライナからドイツに逃れた難民が自らの境遇を演じ、戦争がもたらすトラウマを描いた。
リスト:彼らが手にしていたもの(9分、詩の朗読劇)
迫りくる命の危険の中、わずか10分たらずという時間の中で持ち出したものとは?
【主催】特定非営利活動法人 国連UNHCR協会、ユナイテッドピープル株式会社
【協力】国連難民高等弁務官(UNHCR)駐日事務所
【パートナー】独立行政法人 国際協力機構(JICA)
【字幕制作協力】日本映像翻訳アカデミー株式会社
【プロジェクト協力】オクノテ、Peatix Japan株式会社、株式会社フェイス