映画『静寂を求めて -癒やしのサイレンス-』2018年9月22日(土)公開 ユナイテッドピープル配給

静寂は心の居場所 自分が還る場所

ノイズに囲まれた現代を生きる私たちへの“静寂”という処方箋

2018年9月22日(土) ポレポレ東中野ほか全国順次ロードショー!

静寂を求めて -癒やしのサイレンス-

騒音は現代の重大な公害問題。静寂は心を鎮め、環境と調和させる。

騒音は現代の重大な公害問題。静寂は心を鎮め、環境と調和させる。

現代の都市生活は一時たりとも無音状態が存在しない。あらゆるノイズに囲まれており、静寂な時を持つことが特別なことになっている。交通機関などからの騒音は睡眠障害、心疾患など私たちの健康にとって大気汚染に次ぐ重大な公害問題だと世界保健機関(WHO)は指摘する。そんな中、宮崎良文教授は、森林浴によって都会人がリラックスし、ストレスが軽減することや、低下していた免疫機能が改善することを大学医学部等との共同研究で確認した。作曲家ジョン・ケージは無演奏の曲「4分33秒」で、演奏以外の「無」を聴き、そして観るという全く新しい体験をもたらした。『静寂を求めて』は、あらゆる音に囲まれて生きるこの21世紀を、静寂、音楽、騒音などの音に焦点を当て、健全に生きるための方法を探究するドキュメンタリーである。

監督:パトリック・シェン  プロデューサー:パトリック・シェン、アンドリュー・ブロメ、ブランドン・ヴェダー
出演者:グレッグ・ヒンディ、宝積玄承、ジョン・ケージ、奈良 宗久、デイヴィッド・ベチカル、宮崎 良文 他
81分/2015年/英語・日本語
配給:ユナイテッドピープル 原題:IN PURSUIT OF SILENCE

映画概要上映映画館
映画『静寂を求めて』
©TRANSCENDENTAL MEDIA

グレッグ・ヒンディ

23歳の誕生日までの1年間、沈黙の誓いを立て、一言も発せずに徒歩でアメリカ大陸を横断。

©TRANSCENDENTAL MEDIA

作曲家ジョン・ケージ

音楽の新たな地平を開いた独創性に富んだ無演奏の曲「4分33秒」は、演奏以外の「無」を聴き、そして観るという、常に揺れ動く心に静かな居場所を与えるような全く新しい体験をもたらした。

©TRANSCENDENTAL MEDIA

宮崎良文教授

日本の宮崎良文教授は、森林浴によって都会人がリラックスし、ストレスが軽減することや、低下していた免疫機能が改善することを大学医学部等との共同研究で確認した。

プレス・レビュー

デジタル時代を生きる私達に沈黙の美徳を取り戻す説得力あるドキュメンタリー。 ★★★★- ガーディアン紙(ピーター・ブラッドショー)
まさに静寂がドキュメンタリー映画『静寂を求めて』の見どころ。- ロサンゼルス・タイムズ紙
映画『静寂を求めて』の映像を見て、静寂と雑音の起源について考えてみてほしい。- VICE i-D

騒音の溢れる現代に、静寂への回帰を雄弁に勧める静かな映画。さあ、沈黙を迎え入れる稽古を始めよう。

藤田 一照曹洞宗僧侶