この映画は「未来へのデジャブ」だ。

前作で描かれた自然エネルギー革命のように、
気候革命も草の根で克服される未来への希望
が描かれている。

- 飯田哲也(いいだてつなり)/環境エネルギー政策研究所 所長

この映画は、古い世界と新しい世界がぶつかりあう、ちょうどそのときに私たちは生きていることを痛感させる。

古い世界が去り、新しい時代が来ることは間違いないが、そのスピードが問われている。そして、そのスピードを加速するための答えも映画には描かれている。この時代に生きるひとりの人間として、何をすべきかーー希望とともに決意を新たにする思いだ。

- 枝廣淳子(幸せ経済社会研究所所長)

私たちは安全な気候を守る戦いの最前線にいます。

このまま気候危機を放っておくと、日本ですら安心した生活ができなくなります。台風 19号はその証拠の一つ。未来の行方を決めるのは「今」の行動です。気候危機の悪化を食い止めるために、具体的に何ができるのか?無限の可能性があることをこの映画は教えてくれます。

- 清水 イアン(環境アクティビスト)

次はあなたが気候変動に立ち向かうヒーロー・ヒロインに。

シュワルツェネッガー、グレタ、ゴアなど、気候変動に立ち向かうヒーロー・ヒロインは世界中で誕生している。私たちは決して無力ではない。日本は電力自由化されており、再生可能エネルギーを選び、使うことは明日からでも可能だし、誰でもできるカンタンなことだ。特殊な能力・立場を持たなくとも、自分の電気代を再生可能エネルギーの発電所に支払うことで、温暖化を防ぎ、再生可能エネルギーや地方を助けることができ、誰もがヒーロー・ヒロインになれる。忖度なく、安売のトリックにごまかされることなく、さぁ今日から行動しよう!

- 大石英司(みんな電力株式会社)

『第4の革命』で「エネルギーの自治」を求めたフェヒナー監督が、気候変動を止める闘いを訴えた。

ドイツの実例は説得力がある。グレタだけでなく私たち一人一人が気候戦士となり、「自らを救うため」に立ち上がろう。

- 伊藤 千尋(ジャーナリスト)

変化は確実に始まっている。

従来の石油、石炭、天然ガスから自然エネルギーへの転換だ。世界各地で地道な努力を続ける気候戦士たちの行動の結果が、確実に身を結び始めている。「党派は関係ない、これは人類の問題だ!」政治家目線からのアーノルド・シュワルツェネッガーの言葉には力がある。また、福島の事故をきっかけに考えを新たにした人たちが全世界にいる。そして彼らは、日本がいつ本腰を入れて動き出すのか?心の底から待ち望んでいるに違いない。

- 正木 明(気象予報士・防災士)

気候危機は疑いようのない現実になっています。

気候危機に対して立ち上がっているのは、グレタさんだけではなくて、全世界の10代の若者、企業人、学者、政治家、研究者と、様々な形で気候戦士(クライメート・ウォーリアーズ)が行動を起こしていることがわかるドキュメンタリー。パリ条約を離脱したトランプに対抗して、元カリフォルニア州知事のアーノルド・シュワルツネッガーや民主党のバーニー・サンダースも出てきます。
気候変動問題は化石燃料をめぐるエネルギー問題であり、民主化の問題でもあることがわかります。世界は100%再生可能エネルギー転換に動いています。太陽光、揚水、水素やバイオガス発電など再生可能エネルギー100%転換のための技術は揃っているわけです。電流変動は貯蔵システムと分散型発電所を組み合わせれば解決できます。未来のエネルギーはスマートにつながり、混じり合い、そしてそれはビジネス的にも十分に商用化が可能であることが示されていました。さらに再生可能エネルギーだけではなく、モビリティや建築の領域での変化も示されていました。
個人的には、排出された炭素を再び土に戻す、バイオチャー(バイオ炭)の技術に大いに興味を持ちました。バイオチャーは数百年から数千年、炭素を固定することができるといいます。日本でも大量の稲わらにバイオチャーにして、土を肥やし、農業生産を高めることが可能なのではないか。
僕も先日のアル・ゴアさんのトレーニング以来、自ら「気候戦士(クライメートリーダー)」として、CO2削減の新しい技術や情報を意識的に集めているのだけど、気候危機は様々なイノベーションのチャンスと思うし、新しい社会の形へと移行していくきっかけになると思いました。
「新しいテクノロジー以前にまず社会イノベーションが必要」と、映画の中でも未来学者シュテファン・ラムラーが語っていました。
映画『第4の革命』の成功から7年。カール-A・フェヒナー監督が再び気候変動を止めるために制作した渾身のドキュメンタリーです。

- 谷崎テトラ(構成作家、京都造形芸術大学客員教授)

台風が発生するたびに緊張が走る時代になってしまった。

制度の改革、イノベーションによる改革、意識の改革、そして生活改革。
それぞれの立場で、それぞれのやり方で、勇敢に行動しよう。この映画の登場人物たちのように。
-上田壮一(一般社団法人Think the Earth 理事/プロデューサー)

ずっと不思議だった。なぜ地球環境を憂い行動する者は少数派とされ、時に変人扱いされるのか

(ぼく自身がそうだったように)。「自然を守りたい」は、人間としてあたり前の感覚のはずなのに。でも、その解はこの映画にあった。
-四角大輔(執筆家・森の生活者)