※英語字幕版。日本語字幕版は準備でき次第掲載。
証言することは、彼らの使命であり、闘いだった。
2023年10月7日以降、ガザ地区は国際メディアの立ち入りが制限され、独立した取材アクセスは事実上不可能となった。この戦争を内側から記録した数少ない証人が、AFP通信ガザ支局の記者たちである。周囲に爆弾が降り注ぐ中、彼らは記事を書き、写真や映像を記録し続けた。自らが報道する人々と同じ危険や欠乏、先の見えない不安に直面しながらも、その証人であり続けた。彼らが命懸けで捉えた膨大な映像と写真で構成された本作は、当事者自身が語る唯一無二の証言記録である。
記者のマイ・ヤギ、モハメド・アベド、アーデル・ザアヌーン、マフムード・ハムスは、AFP通信の一員として数々の紛争を取材してきた。しかし、今回の戦争はかつてないものだった。彼らは、伝える義務、自らの生存をかけた闘い、そして常につきまとう「標的にされるかもしれない」という恐怖の間で引き裂かれていく。想像を絶する破壊と増え続ける死者を記録する証言者としての重責、そして自分と家族の命を守り抜こうとする人間としての切実な姿を描き出す。
ガザに生まれ、ガザで記者となった4人。戦争が始まって以来200日近くにわたり、自らの生存をかけながら、フランス通信社(AFP)の一員としてこの戦争を記録し続けた。
「ジャーナリストとして、私はその場に留まりたかった。自分の責務を自覚していた。その仕事をやり遂げなければならなかった。あの時点で立ち去るわけにはいかなかった。」
2008年、ガザのAFP通信にテキスト記者として入社。スウェーデン国籍を持っていたことから、AFP通信のガザ人記者の中で唯一、エルサレムとガザの支局間を自由に行き来できる恒久的な許可を得ていた。戦争中は保健省発表の犠牲者数のファクトチェックに取り組み、遺体安置所を訪れ、爆撃の犠牲者の家族と面会した。11歳の息子ジャドはガザを脱出できたが、マイは同行を許可されなかった。家族や親しい友人を50人近く失った後、3か月を経てようやくガザを脱出。ローンを終えたばかりの自宅は空爆で破壊された。現在は夫と2人の子どもとロンドンで暮らす。
「自分の地域、自分の国、隣国、家族、そして同胞のすぐそばで戦争記者として活動することは、他の紛争を取材する時とは異なり、ここでは自分の子どもや家族の安否を心配せざるを得ない。」
55歳、ガザ支局のベテラン。国際的に高い評価を受け、2010年にワールド・プレス・アワードを受賞、2018年には取材中に重傷を負った。フォトジャーナリストとしてガザでの戦争のほか、チュニジア・エジプト・リビアでのアラブの春、スーダンでの戦争を取材してきたが、2023年10月7日以降のイスラエルの対応のような事態は経験したことがなかった。2023年11月、妻と末子を連れてラファ国境へ向かった際、二度と会えないだろうと思ったという。2024年5月にガザを離れた後はカイロに移り住み、AFP通信のガザ在住フリーランス記者たちのコーディネーターを務める。長男アナスは米国の公共ラジオ局NPRの記者として、今もガザに残っている。
「紛争において、ジャーナリストの存在を好む交戦当事者はいない。なぜなら、ジャーナリストは彼らの犯罪を糾弾するからだ。ジャーナリストを標的にする者は、世界から真実を隠すために、意図的にそうしているのだ。」
2003年にAFP通信へ入社し、ガザ支局で最も著名な記者として数多くの国際賞を受賞。2024年には「ヴィザ・ドール」および戦争特派員部門「バイユー賞」の最優秀賞を受賞した。ガザ以外でも、アラブの春から2022年FIFAワールドカップまで数多くの出来事を取材。2024年2月、妻と4人の子どもとともにガザから避難し、現在はカタール・ドーハ支局からAFP通信の取材活動を継続。スポーツ競技(特にモーターレース)の取材と、亡命中のパレスチナ人コミュニティの報道を交互に行っている。チームの他のメンバーと同様、ガザを破壊した戦争で数十人の親族とすべての財産を失った。
「ジャーナリストになろうと決心したとき、それが大変な仕事だということは分かっていた。しかし、ガザでジャーナリストとして働くということは、まさに地獄の真っ只中に身を置くということだ。」
1994年、19歳でAFP通信ガザ支局に加わって以来、同支局で最も長く在籍する記者であり、ここ数年は首席特派員を務める。妻オラもジャーナリストで、「国境なき記者団」のガザ特派員。2人の間には5人の子どもがいる。絶え間ない混乱と死、避難という状況の中で同僚やその家族を導きつつ、過酷な環境下で取材活動を組織し報道を続けてきた。2024年、家族とともにガザ地区からの脱出に成功。現在はキプロスのAFP通信支局を拠点に戦争報道の取材を続けながら、妻とともに、イスラエル軍によって殺害された同僚たちの死をめぐり「国境なき記者団」が国際刑事裁判所(ICC)に提出する申し立ての資料作成を支援している。
感動的
人間性への賛歌
前代未聞
痛切な記録
人間の存在を伝え、共感を広げる映画
傑出した映画
Director
エレーヌは20年にわたりジャーナリストとして活動し、ラジオ・フランスでキャリアをスタートさせた後、2015年からドキュメンタリー映画の監督および脚本を手がけるようになった。2023年には『THE GHOST CHILDREN OF ISIS』でアルベール・ロンドン賞を受賞した。
Producer
ジャーナリストであり、かつてAFPのベルリン、ブリュッセル、パリ、ストラスブール特派員を務めたヤン・オリヴィエは、2021年にドキュメンタリー制作ユニット「FACTSTORY DOCS」を設立した。「FACTSTORY FRANCE」およびその子会社「FACTSTORY BELGIQUE」は、フランス通信社(AFP)が100%出資しています。このドキュメンタリー部門の目的は、ジャーナリズムの誠実さと質の高いストーリーテリングを融合させることにあります。同通信社が世界151カ所に展開するネットワークにより、他のメディアがアクセスしにくい世界各地への特別なアクセスが可能となっています。
あまりに強烈。あまりに凄惨。それでもジャーナリストたちは撮りつづけた。ガザで暮らす人々を。子供たちの笑顔を、大人たちの悲しみを、一人一人の人生を、僕らは見届けなければならない。