同性婚が合法とされていたアメリカ・カリフォルニア州で、2008年11月、結婚を男女間に限定する州憲法修正案「提案8号」が通過。同性婚が再び禁止されることになった。この「提案8号」を人権侵害であるとして州を提訴したのが二組の同性カップル。クリス&サンディとポール&ジェフ。アメリカ合衆国最高裁判所で婚姻の平等が初めて争われるこの訴訟のもと、かつてブッシュ対ゴアの大統領選で敵同士だった2人の弁護士、テッド・オルソンとデヴィッド・ボイスも手を取り合う。愛とは、家族とは、人権とは……。彼らのかつてない闘いを5年以上に渡って撮影し続けた感動のドキュメンタリー。
監督・プロデューサー:ベン・コトナー、ライアン・ホワイト
編集:ケイト・アメンド A.C.E. 音楽:ブレイク・ニーリー
副編集:ヘレン・キーンス 原題:The Case Against 8
配給:ユナイテッドピープル 宣伝:村井卓実
112分/アメリカ/英語/2013年
【受賞歴】
アカデミー賞2015 ショートリスト15
サンダンス映画祭2014 USドキュメンタリー部門 監督賞
サウス・バイ・サウスウエスト2014 観客賞
ヴァイル映画祭2014 ベストドキュメンタリー賞
アッシュランド・インディペンデント映画祭2014 観客賞、ベストドキュメンタリー賞
リバーラン国際映画祭2014 観客賞、ベストドキュメンタリー賞
ホットドックス・カナディアン国際ドキュメンタリー映画祭2014 観客賞第3位
バークシャー国際映画祭2014 審査員特別賞
ナッシュヴィル映画祭2014 審査員特別賞 LGBTフィルムメーカー賞
アウトイースト映画祭2014 観客賞
ホノルルレインボー映画祭2014 ベストドキュメンタリー賞
トラバースシティ映画祭2014 観客賞第2位