【2/22】映画『HAFU』上映会(Special Screening)@神戸市長田区

大阪大学グローバルコラボレーションセンター(GLOCOL)は、「私たちの、明日の私
たちへの提言」と題して、日本で暮らす多様な立場の方々が集まり、我々の社会の課
題に関して話し合い、それに対する提案・助言を導き出すというイベントを企画して
おります。
その一環として22日16時より、たかとりコミュニティセンターにて、「ハーフ」の上
映会と出演者の須本エドワードさん、矢野デビッドさんを迎えてディスカッションを
おこないます。
参加を希望される方は、お申込みをお願いします。

[ 上映日 ] 2014年2月22日 16時~

[ 会場 ] たかとりコミュニティセンター 神戸市長田区海運町3-3-8

[ 鑑賞料金 ] 無料

[ 申し込み方法・申し込み用連絡先 ]
上映会・ディスカッションの参加には、事前申込が必要です。

お名前・ご住所・連絡先をご記入いただき
メールかFAXにて、たかとりコミュニティセンターへお申込みください。
email:office●tcc117.org(●を@に差し替えて送信してください)
FAX:078-736-3065

ドキュメンタリー映画『ハーフ』

日本は多様化している。日本の新生児の49人に1人が、日本人と外国人の間に生まれています。

HAFU_poster_small-214x300人々が頻繁に世界中を移動する時代となり、日本でもますます人々の移動が盛んになっています。そして、その日本には、両親のどちらかが外国人という人々が多く存在するようになりました。中には外見的に目立つ人もいれば、全く目立たない人もいます。ドキュメンタリー作品『ハーフ』は、このようなハーフたちの複雑な心境や、現代の日本での多文化的な経験を通して、発見の旅へと導きます。本作品は、5人の「ハーフ」たちがかつて単一民族と言われてきた国において、多文化・多人種であるとは、どういうことなのかを探求する日々を追います。ハーフたちの中には日本しか知らない人たちもいれば、日本での生活は全くの未知の世界という人たちもおり、その二つの異なる世界の狭間で生きている人たちもいます。

厚生労働省の統計によると、日本の新生児の49人に1人が、日本人と外国人の間に生まれています。この新たに浮上したマイノリティについては、文献も十分ではなく、メディアでも深く取りあげられていません。HD長編ドキュメンタリー映画『ハーフ』は、重要な会話の糸口となることを目的としています。

本作品では、日本の多人種・多文化社会での人種、多様性、多文化、国籍やアイデンティティを取りあげます。この探求を通して、次のような質問を投げ掛けようとします;ハーフであるとは、どういうことなのか? 日本人であるという意味は? 一体、それは日本にとって、どういう意味を持つのか?

主人公であるハーフたち自身のナレーションと率直なインタビューに、シネマベリテーの映像を重ねて、ハーフたちの生い立ちや家族の関係、教育、時には彼らの外見が影響する彼らの体験を探ることができます。5人の人生をとうして、ハーフたちが体験する個人的且つ奥深い側面も垣間見ることができます。

市民上映会開催者募集(自主上映)