圧巻のドキュメンタリー

ヒップホップアーティストを志す
イラン在住のアフガニスタン難民の少女ソニータ

ソニータの魂のライミングに心揺さぶられる

この映画の意味を
受取手が意義に変えなくてはならない

─  斎藤工(俳優、フィルムメーカー)
(ブログ・斎藤工務店より引用)

誰が、なんと言おうと

自分の人生は、自分で、決める。

彼女の生き方をリスペクトしています。

─ MIYAVI (アーティスト / ギタリスト)

この90分間の作品をみていくうちに、ソニータに触れて、抱き締めたくなる。一緒に笑って、泣いて、怒って、喜んで。いつの間にか、わたしもソニータの中へ、側にいっていたから。全文

─ サヘル・ローズ(タレント/女優)

心に鍵をかけるのをやめた
ソニータ
彼女の中の怪獣が暴れだした
それ、を音楽という。
もう誰にも止められない
言葉の生まれる瞬間を
映画を通して立ち会えると
こっちも興奮してしまう
あなたも
詩人誕生の目撃者になりませんか

─  一青窈(歌手)

今、この瞬間も、同じ地球上で、恐怖と抑圧の中で生きている女性たちが大勢いることを実感します。
でも、自分を信じること、どんな時も夢と勇気を持ち続けることが運命を切り拓いていく、ということを、ソニータの人生は教えてくれます。
若者、そして子供達にも、是非観て欲しい映画です!

─ 川井郁子(ヴァイオリニスト)

親に売られる身の上。女が奴隷である現状。ソニータは超リアルなアフガニスタン出身のフィメールラッパーであり、今一番売れて欲しい人でもあった。売れなければ人生が元通りになってしまう。

─ いとうせいこう @seikoito twitterより

同じ時代にあっても、ひどく遠い世界はいくらでもある。僕の日常に『ソニータ』が差し込まれ、改めてそう思いました。知ること以外、なにもできないとしても、忘れないでいたい。

─ 環ROY (ラッパー)

タリバンを逃れてテヘランに亡命中のアフガン少女が、むりやり望まない結婚を強いられそうな自分のことをラップで表現する。これだけでもかなりシュールな印象でしょう。ドキュメンタリーとはいえ、冒険スリラー的な要素を帯びてくるし、一つの映画として見る価値が十分あります。

─ ピーター・バラカン(ブロードキャスター)

アフガニスタン難民の少女がラッパーになる。そんな奇跡のようなドラマに出会う時、奇跡とはどこかからやってくるものではなく、自らの意思で生み出すものだと知る。夢に向かって頑張るすべての人に観て欲しい作品。

─ 池内ひろ美 (家族問題評論家)

女の子が、その意思にかかわらず結婚させられる。それは未来が奪われること。夢が砕かれること。教育が終わること。自分の人生が終わること。全世界7億人の女の子たちの現実です。児童婚のない世界、強制婚のない世界が、私たちの中であるべきです。

─ 土井香苗(国際人権NGOヒューマン・ライツ・ウォッチ 日本代表)

ソニータ、
何も持っていない、
なんの後ろ盾もない、
誰からの応援もない、
けれど、
けれど、

譲らない決して。

尊厳。

ソニータの心の強さに励まされる。

─ 木内みどり(女優)

難民という厳しい境遇でも
諦めずに夢を追い奮闘するソニータの勇気と微笑みに感動した。
この作品を多数の方々に観ていただき、
無数に存在するソニータの様な難民への理解を深め、
支援にも立ち上がってほしい。

─ 緒方貞子
(第8代国連難民高等弁務官)

国境を越え飛び込んだ異国、女性として受けた生、背後まで迫る戦禍。
立ちはだかる幾重もの逆境に、少女の抵抗はやがてリズムとなる。運命をも
変えるそのビートは、沈黙を裂き、私たちの心まで震わせる。

─ 安田菜津紀(フォトジャーナリスト)

許せない、負けないで、と心が悲鳴をあげる。
親が、10代の娘を60代の既婚者に売る。それが習慣だという。
そんな運命に背き、命がけで歌うアフガニスタン人ラッパー、ソニータ。
強い想いが人生を動かし、ひとりの叫びが社会を動かす。
いつの間にか、ぼくは、何度も泣いていた。
これまで多くの音楽アーティストと仕事をしてきたが、彼女ほど熱く、ピュアな生命体は見たことがない。
ソニータ、君の幸せを、君の未来を、ぼくは心から祈っている。

- 四角 大輔(森の生活者・執筆家)

ソニータの作ったラップが最優秀賞をもらって仲間の少女たちがハグしあって喜ぶシーン。私も思わずソニータにハグしたい衝動に駆られる。それほどに激しくソニータに思い入れしている自分に気づく。ドキュメンタリーとは人間の感情を描くものである、という理論を信じている私だが、この作品、ソニータという少女の感情を実に緻密に描いていて、観客である私の感情に完全に同化させる凄いパワーを持っている。だからラストのソニータの歌詞は、私自身の歌であるかのように思える。歌ってるのは私自身だ、と思うほどにソニータに同化している。そんな奇跡のような体験をさせてくれる映画である。

─ 原一男(映画監督)

少女たちが自らの親に売り飛ばされてしまったり、歌うことすら許されなかったり。私たちにとって当たり前のことが通用しない社会があることに対するショック。そして、そんな中一人の少女が立ち上がり夢のために戦い続けるその姿は、涙なしでは見られません。

─ 春香クリスティーン(タレント)

この映画に出てくるのはサッカー日本代表が、アジアの最終予選で戦った国々。ということは、世界地図でみれば近しい地域ということ。挨拶の仕方や食事のマナーなと、アメリカやヨーロッパの国々のことには、かなり詳しい日本人の自分たちにとって、何故この映画に出てくる人々の暮らしは、こんなにも変わって見えるのか。その歪みを伝えるためにソニータは唄っているのではないか。

─ Bose(スチャダラパー)

アフガニスタン女性たちの心を“五線譜”とすれば、
ソニータの歌声はその譜の上に刻まれる“音符”のような存在かもしれない。
いつか、ソニータと彼女のラップが共に故郷の国で奏でることを願う。

─ 綿井健陽(ジャーナリスト・映画監督)

親が決めた年の離れた人と結婚するなんて私には考えられない。
親に助けてもらえないなら誰を頼ればいいのだろうか。

まだ遊んでいたい、夢を追いかけていたい年齢なのに。
今、親に「あなたを売りたい」と言われたら私は立ち直れない。ソニータは強くて美しい。

ゲームや話題のカフェの話で盛り上がる私のクラス。同じ地球上で、親に売られることで悩んでいる同世代がいるなんてクラスの誰が知っているのだろうか。ソニータはもっと知られるべきだ。

- 井上咲楽(タレント)

見終わった後、かなりの衝撃でソファーからすぐに動くことができなかった。

アフガニスタンの慣習だという金銭目的の強制結婚、この悲しい現実やもどかしさをラップに込めて歌う彼女の姿は心苦しく涙するも、強くて美しく見えた。

沈黙を強いられる世界で叫び続けた彼女の音楽が沢山の人に届きますように。

─ HALCA(HALCALI)