
“できない” なんて誰が決めたの?
ハンディキャップを抱えながらも夢を抱き挑戦し続ける5カ国 6人の子どもたちを追うドキュメンタリー
映画『WE HAVE A DREAM ウィー・ハブ・ア・ドリーム』
生まれた時から片足がなくても、バレエに夢中の少女。
地震で片足を失っても、ダンスに励む親友同士。
目が見えなくても、金メダリストを目指し風を切って走る少年。
これは、ハンディキャップがあっても未来をあきらめない、彼らの“真実の物語”。
5カ国、6人の子どもたち。彼らはそれぞれ、世界のどこかで今日も夢を追いかけている。障がいも、偏見も、貧困も ── あらゆる「壁」を前にして、それでも彼らが前へ進めるのはなぜか。その答えが、この映画の中にある。子どもの可能性を信じ、より良い環境を整え、懸命に子どもたちの未来を拓こうとする親たち。特別扱いではなく、ただ当たり前の友として手を差し伸べる仲間たち。愛と勇気、ユーモア、そして時に涙──それらすべてが交差するとき、スクリーンの向こうから確かに「生きる力」が伝わってくる。世界中の子どもたちの夢と挑戦を見つめ続けてきたプリッソン監督が贈る、最新作。心が震える、珠玉のドキュメンタリー。
監督:パスカル・プリッソン(『世界の果ての通学路』 2012年)
制作:Eady East Prod 配給:ユナイテッドピープル
96分/フランス/2023年/ドキュメンタリー
©EADY EAST PROD-JOUR2FÊTE-2023
詳細2026年、劇場公開予定!

登場する子どもたち

モード (14歳 フランス)
モードはは出生時に片足を切断せざるを得なかった。また、重度の聴覚障がいも抱えている。しかし家族と、健常者である双子の姉ロミーの支えのもと、前向きで活発な彼女はどんな困難にも屈せず、自分の可能性に限界を設けない。『ウィー・ハブ・ア・ドリーム』では、障がいをものともせず音楽やバレエに情熱を注ぐ彼女の日常を映し出す。また、自身の障がいについて、両親が健常者と同じ環境で成長できるよう選択してきたこと、そして人生への思いを語っている。

サビエル (14歳 ルワンダ)
サビエルは生まれながらにアルビノであることで、日々好奇や敵意に満ちた眼差しを受け続けている。母フロランスは「アルビノは不幸をもたらす、呪われている」という差別や偏見、そして命が脅かされる恐怖から彼を守るために尽力してきた。(アフリカの一部では、アルビノの身体を呪術に用いれば富と名声を得られるという迷信により、いわゆる「アルビノ狩り」と呼ばれる誘拐事件や殺傷事件が多発している。)母親の献身的な支援や、理解ある中学校の校長にも支えられ、サビエルは医師になる夢を抱き、熱心に勉学に励んでいる。

ニルマラ、ケンド(14歳 ネパール)
2015年のネパール大地震により片足を失ったニルマラとケンドは、出会ってから7年、無二の親友として困難を共に乗り越えてきた。『ウィー・ハブ・ア・ドリーム』では、災害直後のネパールの様子を捉えたアーカイブ映像も交え、逆境を乗り越えて成長し、それぞれの夢を抱く2人の姿を紹介する。2022年には新型コロナウイルスの感染拡大により古くなった義足をなかなか交換できないという困難を抱えながらも、2人はダンスの発表会で両足で踊れるよう練習に励んでいる。

チャールズ (11歳 ケニア)
チャールズは生まれつき視覚障がいがあり、自宅から離れたチカにある盲学校に通っている。両親のウィルソンとルシーは息子の可能性を信じ、深い愛情で彼を見守っている。チャールズは、同じく視覚障がいを持つ伝説のランナー、ヘンリー・ワンヨイケのような長距離ランナーになりたいという夢を抱いている。パラリンピックの5000メートル走で金メダルを獲得し、マラソンで複数の記録を保持するヘンリーは、自身の経験をもとに、チャールズを視覚障がいのない子どもたちと共に学ぶインクルーシブな学校へ転校させるよう、両親に勧める。


