地中海に面した美しいビーチ。サーファーやラッパーに普通の大学生たち。
あなたの全く知らないガザ地区へご招待!
東京23区の6割ぐらいの狭い場所にパレスチナ人約200万人が暮らすガザでは人々
が貧困にあえいでいる。イスラエルが壁で囲み封鎖したため物資は不足し移動の自由も
なく「天井のない監獄」と呼ばれる。それでも日常を力強く生きようとする人々がいる──。
「平和が欲しい。ただ普通に暮らしたい。」
ガザ地区と聞いたら「世界で最も危険な場所」「紛争地」など戦争のイメージを思い浮かべるのではないだろうか?そんなあなたはこの映画で全く違うガザの一面を発見することだろう。穏やかで美しい地中海に面しているガザの気候は温暖で、花やイチゴの名産地。若者たちはサーフィンに興じ、ビーチには老若男女が訪れる。海辺のカフェの飛び切りハイテンションな店主に朝会えば、間違いなく誰もが幸せな一日を過ごせるはずだ。他にも妻が3人、子どもが40人いる漁師のおじいちゃんなどが登場する。こんな個性豊かなガザの人々にきっと魅了されるに違いない。しかし現実は過酷だ。陸も海も空も自由が奪われたガザは「天井のない監獄」と呼ばれ、住民の約7割が難民で貧困にあえいでいる。それでも日常を力強く生きようとする人々がいる。19歳で現実逃避するためにチェロを奏でるカルマは海外留学して国際法や政治学を学びたいと考えている。14歳のアフマドの夢は大きな漁船の船長になり兄弟たちと一緒に漁に出ることだ。「欲しいのは平和と普通の生活」。ガザの人々は普通の暮らしを今日も夢見ている。
ガリー・キーン、アンドリュー・マコーネル監督作品
配給:ユナイテッドピープル
92分/アイルランド・カナダ・ドイツ/2019年/ドキュメンタリー
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詳細上映情報個人観賞用DVD教育機関用DVD『ガザ 素顔の日常』配給のユナイテッドピープル代表関根健次劇場トークのご案内 2月3日(土)シアターエンヤ
『ガザ 素顔の日常』の全国上映が続いてい... read more →
2024年1月16日