海がプラスチックで溢れている―。わたしたちには何ができるのだろうか。

数字で学ぶプラスチック問題

世界中の人々が毎週クレジットカード1枚分に相当する5gのマイクロプラスチックを摂取している!?
人間が1年間に体内に取り込むプラスチック量は、推定約250gに上ると言われています。
また、このままプラスチック使用が増加し続けると、プラスチックごみの総量は2050年には海の魚の量を超えると予測されています。

・年間3億トン以上のプラスチックが生産されている。50年前の約5倍の量。
・250mlの油と3リットルの水を使い1リットル用のペットボトルを製造している。
・欧州では毎年1500万トンのプラスチックゴミが埋め立てられている。
・米国では毎年380億本のペットボトルが廃棄、200万トンのプラスチックゴミが埋め立てられている。
・1秒間に4,000個のペットボトルが使われている。
・年間800万トン以上のプラスチックゴミが海に捨てられている。そのうち大半は海に沈んでいる。
・プラスチック製品の半数は使い捨て。平均するとプラスチック製品の寿命はなんと12分。
出典:映画『プラスチックの海』本編

日本でも・・・
・日本周辺の海に漂う量は世界平均の約27倍と言われている。
・日本はプラスチックごみの総量は940万トンで世界第5位。
・日本人口1人当たりのプラスチック廃棄量は年32kg/で世界第2位。

出典:国連環境計画(UNEP)報告書「シングルユースプラスチック,2018」、
平成30年8月 環境省作成資料「プラスチックを取り巻く国内外の状況」