あなたが着ている服、どこで・誰が・どんな風につくったか知っていますか?
着る、食べる、暮らす、日々の生活のなかでたくさんのものを消費しているけれど、それらがどこからやってくるのかに意識を向けることはなかなかありません。私たちが何かを買うときに払うお金は、それらが私たちの目の前にやってくるまでのプロセスに対するもの。安ければ安いほど、その過程で何かが削られているのかもしれません。
スーパーマーケットに並ぶすべての食べ物も、ファッションビルに並ぶすべての服も、どこかで誰かがつくり私たちのもとに届くんだ、そんな想像力を持って生きる。それだけで、手に取りたいもの・お金を払いたいものが変わるはず。この映画はそのきっかけになるはずです。
鎌田 安里紗(かまだ ありさ)
モデル/エシカルファッションプランナー/慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科在学
14歳でインドネシアを訪ねたことをきっかけに貧困問題に関心を持つ。
国際関係や英語に強い高校に進学するため、2008年4月入学と同時に地元徳島から上京。スカウトをきっかけに2009年?2013年までファッション雑誌『Ranzuki』(ぶんか社)の専属モデルとして活躍。
同誌で勉強を教える連載を持ちつつ、2011年には慶應義塾大学総合政策学部に現役合格。その後はファッションモデルとして活動しつつ、エシカルファッション・フェアトレード等に関する情報発信を積極的に行う。
2015年よりPeople Treeアンバサダーに就任。 著書「enjoy the little things」(2015年宝島社より出版)