いよいよ1月11日(土)公開の映画『2040 地球再生のビジョン』。シアター・イメージフォーラム劇場公開2日目となる1月12日(日)、13:30~の上映後に、ミスター・エネルギーシフトとして自然エネルギー普及を牽引して来た環境エネルギー政策研究所 所長 飯田哲也さんが上映後トークを行います。
映画では、バングラデシュにおける自家用の太陽光発電システムをつなぎ電気を取り引きし、シェアするマイクログリットの事例が紹介されますが、エネルギーの民主化等についてたっぷりお話を伺います。
ぜひこの機会に公開初週にご来場ください。
劇場:シアター・イメージフォーラム (東京都渋谷区渋谷2-10-2)
日時:1月12日(日)13:30~ 上映後 20分程度 ※司会:ユナイテッドピープル代表関根健次
チケット:オンラインでのチケット購入は、シアター・イメージフォーラムのウェブサイトの特設ページにて、ご鑑賞日の3日前からお買い求めいただけます。前売鑑賞券も、ご鑑賞日の3日前から引換が可能です。
なお、イメージフォーラムでは1月11日~16日の間、連日 11:35/13:30/15:35/17:30/19:30上映がございます。
飯田哲也さんプロフィール:
環境エネルギー政策研究所 所長
1959年、山口県生まれ。京都大学大学院工学研究科原子核工学専攻修了。東京大学先端科学技術研究センター博士課程単位取得満期退学。
原子力産業や原子力安全規制などに従事後、「原子力ムラ」を脱出して北欧での研究活動や非営利活動を経てISEPを設立し現職。自然エネルギー政策では国内外で第一人者として知られ、先進的かつ現実的な政策提言と積極的な活動や発言により、日本政府や東京都など地方自治体のエネルギー政策に大きな影響力を与えている。
国際的にも豊富なネットワークを持ち、21世紀のための自然エネルギー政策ネットワーク(REN21)理事、世界バイオエネルギー協会理事、世界風力エネルギー協会理事なども務める。
また日本を代表する社会イノベータとして知られ、自然エネルギーの市民出資やグリーン電力のスキームなど、研究と実践と創造を手がけた。政権交代後に、中期目標達成タスクフォース委員、および行政刷新会議の事業仕分け人、環境省中長期ロードマップ委員、規制改革会議グリーンイノベーション分科会委員、環境未来都市委員などを歴任。
3.11後にいち早く「戦略的エネルギーシフト」を提言して公論をリードしてきた。
福島第一原子力発電所事故発生以降は、経済産業省資源エネルギー庁 総合資源エネルギー調査会基本問題委員会委員(~2013年)や、内閣官房原子力事故再発防止顧問会議委員(~2012年)、大阪府、大阪市特別顧問(~2012年)など、政府や地方自治体の委員を歴任した。
また孫正義氏に付託されて、「自然エネルギー財団」設立の中心を担い、同財団の業務執行理事も務めた。
2014年より一般社団法人 全国ご当地エネルギー協会 事務総長をつとめ、地域からのエネルギーシフトを進めるために全国を奔走中。
主著に『エネルギー進化論』)ちくま新書、『エネルギー政策のイノベーション』(学芸出版社)、北欧のエネルギーデモクラシー』、共著に『「原子力ムラ」を超えて~ポスト福島のエネルギー政策』(NHK出版)、『原発社会からの離脱―自然エネルギーと共同体自治にむけて』 (講談社現代新書)、『今こそ、エネルギーシフト』(岩波ブックレット)、訳書に『エネルギーと私たちの社会』など多数。
飯田哲也さん 映画『2040 地球再生のビジョン』映画評
「トランプ2.0という暗雲が立ちはだかる「2025」を突き抜けて、希望に満ちた持続可能な「2040」を見通せる作品。ボトムアップで太陽エネルギーや人々の「力」(パワー)をシェアすることが未来を拓くと確信できる。女性のエンパワーメントの強調も秀逸。」
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