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7月 11

映画『ZAN~ジュゴンが姿を見せるとき~』

沖縄に生息する絶滅危惧種のジュゴンを見ようと訪れた先は辺野古。
そこで目の当たりにしたのは、圧倒的な自然の美しさと、それを脅かす米軍基地建設だった。

リチャード・グレハン監督によるジュゴンと沖縄、辺野古・大浦湾の自然を題材にしたドキュメンタリー映画『ZAN ~ジュゴンが姿を見せるとき~』をcinemoにて市民上映会開催の受付を行い、2017/8/1(火)より、全国各地で市民上映会の開催がスタートします。
特別試写会を7/19(水)ユーロライブ(東京都渋谷区)にて開催

1996年、政府は米軍普天間飛行場の移設先を辺野古に決定しました。
辺野古・大浦湾は、森、川、マングローブ、干潟、海草藻場、サンゴ礁がひとまとまりに残された生物多様性の高い地域です。辺野古に新しい基地を建設するため、ジュゴンの餌場である海草藻場が広がるサンゴ礁が埋め立てられようとしています。この建設計画に反対している人々、研究者、自然保護団体は、この海と自然を守ろうと、20年以上抗議や活動を続けてきました。 近年、政府は、本計画を進める姿勢を鮮明にし、調査や建設準備を強行しているように思います。

本作を日本各地で上映することにより、辺野古で起きているこの問題への注目、ジュゴンと辺野古・大浦湾の自然環境を保護するためのサポートを日本全国、そして世界から集めたいと思います。また、それらを保護
することの重要性、そしてこの地域が直面する複雑な状況、そして、地元の人々の思いを伝えたいと思います。

市民上映会申し込みサイトcinemo

ZAN the Movie (Official Trailer #2) from imageMILL on Vimeo.

●作品概要『ZAN ~ジュゴンが姿を見せるとき~

沖縄に生息する絶滅危惧種のジュゴンを見ようと訪れた先は辺野古。
そこで目の当たりにしたのは、圧倒的な自然の美しさと、それを脅かす米軍基地建設だった。

沖縄でジュゴンを探す旅に出た木佐美有が見た辺野古・大浦湾の生物多様性と豊かさと米軍基地建設に向けた様々な立場の人びとの声。ジュゴンとはどのような生き物なのか。辺野古・大浦湾にはどのような生物がくらしているのか。基地建設について、自然保護団体、研究者、抗議活動に参加する市民、地元地区の住民は何を思っているのか。そして、私たちは何を守らなくてはいけないのか。沖縄の豊かな自然の中での様々な発見、体験を通してジュゴンがくらすこの海と共に生きていくことの大切さを考えるドキュメンタリー。

監督は受賞歴のあるクリエイティブディレクターとして20年以上、広告製作業務に携わってきたリチャード・グレハン。2012年、日本初となるエシカル、サステイナブルというコンセプトを掲げたクリエイティブエージェンシー、イメージミルを設立し、ドキュメンタリー番組製作、企業、NGOのショートフィルム製作やブランディング業務を行ってきた。北アイルランド、ベルファストにて、政治活動に参加する家族の下で育ったリックはアクティビストとしての顔も持つ。自分の故郷で直面してきた問題と沖縄に長く横たわる問題の間に共通点を感じながら、ジュゴンと辺野古を題材にした本作品の製作を決めた。

監督・製作総指揮:リチャード・グレハン
プロデューサー:木佐美 有
製作:イメージミル株式会社
提供: 公益財団法人日本自然保護協会
配給:ユナイテッドピープル
2017年 / 日本 / 73分

市民上映会申し込みサイトcinemo

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