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3月 26

映画『医学生 ガザへ行く』福岡・東京上映会

これまでユナイテッドピープルではガザ地区関連のドキュメンタリーを2作品配給してまいりましたが、イスラエル・パレスチナ情勢に少しでも、関心を持っていただけるよう今月より3作品目『医学生 ガザへ行く』を緊急公開しました。

救急外科医になる夢を叶えるためにガザ地区に留学したイタリア人医学生の葛藤や成長を描くドキュメンタリー

ガザに留学した医学生の視点で、ガザのこと、人々のことを知ることが出来るドキュメンタリーです。

東京・福岡での特別上映会を企画しました。ぜひご参加いただけたら幸いです。

※医大生・看護学生を先着15名様ご招待!無料チケットをご選択ください。

●4月19日 福岡開催
映画『医学生 ガザへ行く』福岡上映トークイベント(4月19日)

上映後には、『ハヤーティ・パレスチナ 夢をつなぐカフェ』著者でヤスミン ライブラリーの藤永香織さんによるトークを予定。

●4月24日 東京開催
映画『医学生 ガザへ行く』東京上映トークイベント(4月24日)

上映後には、パレスチナ子どものキャンペーンの田中好子事務局長によるトークがございます。

【映画概要】

救急外科医を目指し欧州から初の留学生としてガザへ
イタリア人医学生のリッカルドは、奨学金を得て留学することを決意した。行き先は紛争地域であるガザ地区。友人たちは彼の安全を心配し、動揺を隠せない。しかし将来は救急外科医になりたいと考え、爆発性弾丸による外傷についての論文を書いている彼にとってのガザ行きは、医師となるための実践経験になる。周囲をフェンスで封鎖された「天井のない監獄」と呼ばれるガザに入るのは容易ではない。イスラエル、パレスチナ自治政府、そしてハマスの3つの異なる当局からの許可を得なければならないからだ。極めて複雑なプロセスを経て、欧州から初の留学生としてガザ・イスラム大学に到着すると、学長に歓迎され、ガザ内外のメディアから次々とインタビューを受けることになる。

緊迫する医療現場で医師となる決意を固めていく
多くの期待と注目集める彼はプレッシャーを感じ始める。救急医療の現場に入り、本当に外科医に向いているのかと自らに問うなど、不安やストレスに潰されそうになる。悩むリッカルドを救ったのは、同じく医師を目指す医大生サアディなどのパレスチナ人の若者たちだった。やがて片言のアラビア語を話す彼は現地で人気者となり、徐々に自分の居場所を見つけていく。しかし、イスラエルとの紛争が再燃すると、リッカルドは難しい選択を迫られる。安全のためガザを一時的に離れた彼は、ガザを出られない友人達に心配を募らせる。しばらくしてガザに戻り、無事だった仲間との再会を喜び、絆を深めていく。そしてすぐに、緊迫する救急医療の現場へと飛び込み、傷ついた人々の治療に当たっていく。至近距離で爆撃を受ける体験をしながらも、彼は救急外科医になる決意を固めていく。

監督:チアラ・アヴェザニ、マッテオ・デルボ

東京劇場上映情報
シネマ・チュプキ・タバタ 5月16日(木)~5月28日(火)
シネマネコ 5月17日(金)~5月30日(木)

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