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11月 16

ガザのフォトジャーナリスト、ファトマ・ハッスーナの写真展を全国で開催したい!

ガザ地区で生まれ育った24歳のフォトジャーナリスト、ファトマ・ハッスーナさんについての映画『手に魂を込め、歩いてみれば』が、12月5日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほかで全国公開されます。公開に際し、全国で写真展を開催することで、ガザで傷ついた多くの方、そして平和への関心を呼び起こし、日本全国から応援の渦を作りたいと思います。クラウドファンディングを開始しました。

ユナイテッドピープル代表の関根 健次です。本作の配給会社、ユナイテッドピープルは、映画の配給を通じて世界の課題解決や、平和の実現をミッションにしています。

僕が配給を決めたガザ地区で生まれ育った24歳のパレスチナ人フォトジャーナリスト、ファトマ・ハッスーナさんについての映画『手に魂を込め、歩いてみれば』が、12月5日より全国公開されます。

本作のカンヌ映画祭2025 ACID部門、出品の知らせをファトマが受け、カンヌ行きを準備していましたが… 翌日、イスラエル軍の空爆により、家族6人と共に殺害されてしまったことは、衝撃と共に世界中のメディアで伝えられました。ファトマ自身の結婚式を控えていた矢先のことでした。

カンヌ映画祭2025 開会式でジュリエット・ビノシュ審査委員長は、ファトマの死を悼み、「ファトマは今夜、私たちと共にいるべきでした。芸術は残り続けます。」と述べています。

本作を多くの方に観ていただき、また全国の皆様から応援いただくことで、ガザへの関心を高め、少しでもガザで苦しむ方々への支援を集めたい一心で、共感してくださる仲間たちと、このプロジェクトを立ち上げました。

映画の上映と併せて、ファトマが遺した写真を展示し、多くの方に観ていただくべく、全国4箇所で写真展の開催を企画しています。

写真展で展示するファトマの写真データの使用料は、空爆時家にいた家族で唯一命が助かりましたが、ほとんどすべてを失ったファトマのお母様へ、監督を通してお渡しします。そして、この戦争によって傷付いた多くの方々への支援に繋げます。ぜひご協力よろしくお願いいたします。

写真展実施のためのクラウドファンディング実施中

 

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