映画『ガザ 素顔の日常』のカメラマン(主に2014年のシーンを撮影)で、映画の現地フィクサー、ユーセフ・ハンマーシュさんを本作配給会社ユナイテッドピープル代表の関根健次が10月22日にインタビューしました。
彼は今、ガザ 北部から南部のハンユニス市に家族で避難中です。
極めて厳しい状況で、家族を守りながらも、自らはスマホで撮影を続けています。
ご自宅とアパートを空爆で破壊されてしまっている方です。
「(今回の戦争が)過去の戦禍のうち、どれよりも甚大です」
「(エジプト国境の)ラファ検問所が閉じている今、必要なのは支援物資では
ありません。必要なのは停戦要求です。また日本は力のある国ですので政治力も
使って各方面に停戦を呼び掛けてほしいです」
などと訴えました。ご覧下さい。
パンを得るために5時間並んだ時の様子。
10月20日のヴォイス・メッセージ
ガザ地区 ジャーナリストの叫び「このままでは人間を信じられなくなりそう」
10月24日、ユーセフの義理の甥が避難先で、攻撃を受け殺されてしまいました。
ユーセフ・D・ハンマーシュ
ジャーナリスト、映像作家
1992年2月14日生まれ。31歳。ノルウェー難民評議会(NRC)のガザ地区アドボカシー・オフィサー。『ガザ 素顔の日常』『One Day in Gaza』『Strip Life』など受賞歴のあるドキュメンタリー制作に多数参加。
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