2018のノーベル平和賞受賞者、ナディア・ムラド氏を追ったドキュメンタリー
映画『ナディアの誓い – On Her Shoulders』第91回米国アカデミー賞
長編ドキュメンタリー賞ショートリスト15作品のうちの1作品として選出されました。
本作は、イラク北部でISISによる虐殺と性奴隷から逃れ、
人々の希望となった23歳のナディアに密着した感涙のドキュメンタリーで
アップリンク吉祥寺ほかにて2019年2月1日(金)より全国順次ロードショーです。
映画レビューが続々と届いています。
「もう、あなたの肩だけに背負わせたりはしない。この映画を観た私たちも一
緒に、声を届けるから。これはイラクや女性という枠を超えた、「人間の問題」
なのだから。」
安田菜津紀(フォトジャーナリスト)
「夢、家族、故郷、自由―、一度に全てを失った一人の村娘ナディア。「どこ
に行って話しをしても、奴隷だった自分しか見えない」。悲しむ人々の代弁者
となった彼女の言葉と、遠くを見据える眼差しに、私たちはどう向き合うのだ
ろうか。」
林典子(写真家)
「人権侵害を知らせること自体が難しい、世界を動かすことはもっと難しい。
その中で、ナディアさんのような被害者が声を上げることの勇気、困難、希望
が凝縮された映画。」
土井香苗(ヒューマン・ライツ・ ウォッチ(HRW)日本代表)
※安田菜津紀さん上映後トークショーを2月3日(日)のアップリンク吉祥寺での
映画上映後に予定しています(時間調整中)。
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