ロンドンに住む16歳の学生。動物の権利、野生動物保護、環境保護の活動家。ボーン・フリー財団とジェーン・グドール研究所のアンバサダーを務める。象牙密猟撲滅のために英国王立動物虐待防止協(RSPCA)と協力。現在X(旧ツイッター)で13万人のフォロワーを持つ。2018年には野生生物違法取引会議で、世界のリーダーらを前に演説した。
ベラ・ラック
ヴィプラン・プハネスワラン
16歳の環境活動家。当初は気候変動ストライキに参加していた。Youth for Climate Parisのメンバーであり、現在はパリで様々な環境保護活動に参加している。
アンソニー・バルノスキー
古生物学者。スタンフォード大学 ジャスパーリッジ生物保護区のエグゼクティブ・ディレクター。カリフォルニア大学バークレー校 統合生物学 名誉教授。30年にわたり、過去の気候変動について、将来の気候変動を予測する上での関連性や種に与える影響について研究してきた。
アフロズ・シャー
弁護士、活動家。2016年に国連チャンピオン・オブ・ジ・アース賞を受賞。ムンバイ(インド)のいくつかの海岸の清掃活動を行っている。
クレール・ヌヴィアン
ジャーナリスト、野生生物ドキュメンタリー作家。2005年に海洋保護団体ブルームを設立。ブルームはいくつかの法廷闘争を成功に導き、特にヨーロッパにおける深海漁業の禁止と電気漁業の永久禁止を勝ち取った。2018年欧州のゴールドマン環境賞を受賞。この栄誉はノーベル賞に相当すると考えられている。
クリス・デイヴィス
1980年代に政界入りした英国の政治家。15年以上にわたり欧州議会議員を務め、2019年から2020年にかけては欧州議会水産委員会の委員長を務めた。特に環境問題やロビー活動、汚職に反対するなど、公共の利益のために尽力し、率直な意見を述べることで際立った存在感を示してきた。
エロワ・ローラン
OFCE のエコノミスト。パリ政治学院とスタンフォード大学で教鞭をとる。ウェルビーイング、持続可能な開発、ソーシャル・エコロジーを専門としている。
ジェーン・グドール
動物行動学者、環境保護活動家、国連平和大使。チンパンジー研究の第一人者。26歳の時にタンザニアに赴き野生のチンパンジーの生態調査を開始。科学と人間と動物の関係についての私たちの理解に大きな進歩をもたらした。1977年ジェーン・グドール インスティテュート設立。近年は、環境問題・人道問題に取り組む若者を後押しする「Roots & Shoots」の活動に積極的に取り組んでいる。
ディノ・マーティンス
昆虫学者、進化生物学者。ケニアのムパラ研究センターの所長。プリンストン大学の上級講師。彼の科学的研究は、種の相互作用の進化と生態学に焦点を当てている。東アフリカ全域の農民や一般市民による昆虫の保護と理解の向上に関する功績が認められ、2015 年ウィットリー保全金賞を受賞した。
バティスト・モリゾ
リヨンのENSでアグレガシオンと哲学の博士号を取得。研究テーマは個性化の理論と科学的発明の認識論。エクス=マルセイユ大学で講師を務め、人間と生物の関係を研究している。「追跡する哲学者」として、可能な限り現場に出かけることを心がけている。
ジャン=マルク・ランドリー
ヌーシャテル大学(スイス)で植物生態学と倫理学を専門に生物学を学び、ウルフパーク(アメリカ)でオオカミに関する研修を受けた後、1998年にスイスの肉食動物保護研究プロジェクトKORA に参加。現在は、畜産農家がオオカミと共存しやすくするための解決策を提案するCanOvisプロジェクトを担当している。
シャルル&ペリーヌ・エルヴェ・グリュイエ
ル・ベック・エルアン有機農園のオーナー兼トレーナー。子供たちに健康的な農産物を食べさせるため、2003年に農場を始め、徐々にパーマカルチャーや有機農法へと移行した。ペリーヌは大手企業で国際弁護士として働きながら、難民高等弁務官事務所でボランティアをしている。
ニコラ・ヴェレーケン
ブリュッセル自由大学の農業生態学教授。昆虫学者であり、野生のミツバチの専門家。受粉媒介者の多様性をよりよく理解し、その保護を促進し、生物多様性の維持と人間の幸福における役割に光を当てることを目標としている。これらのテーマに関する数十本の学術論文のほか、野生のミツバチの生態と保護に関する参考文献の著者でもある。
カルロス・アルバラード
第47代コスタリカ共和国大統領。(2018年~2022年)自国を化石燃料から脱却させる決意を語り、経済のあらゆる分野で炭素汚染をゼロにするという、世界で最も先駆的な政策を発表した。森林破壊との闘いにおけるコスタリカの歴史的偉業に誇りを持っている。