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8月 27

『手に魂を込め、歩いてみれば』

カンヌ国際映画祭2025 ACID部門正式出品作で映画評論家評価第1位となった手に魂を込め、歩いてみればが、2025年12月5日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほかで全国順次ロードショー決定!

廃墟のガザで撮影を続けるフォトジャーナリストと、彼女を見守るイラン人監督── 1年にわたるビデオ通話で紡がれた比類なきドキュメンタリー

本作は、ガザに暮らす人々の声を緊急に伝える必要があると考えたイラン人監督がガザに暮らす24歳のフォトジャーナリストと約1年間交わしたビデオ通話を映画化した稀有な作品です。カンヌ映画祭2025への本作の出品の知らせを受けた主人公のファトマ・ハッスーナが、その翌日イスラエル軍の空爆で殺害されてしまったことは、大きな話題となりました。カンヌ映画祭2025の開会式でジュリエット・ビノシュ審査委員長は、ファトマの死を悼み、「ファトマは今夜、私たちと共にいるべきでした。芸術は残り続けます。」と述べました。また、カンヌ映画祭前夜、リチャード・ギア、マーク・ラファロ、ガイ・ピアース、レイフ・ファインズなど350人以上の業界関係者がファトマ殺害と業界の沈黙を非難し署名した手紙を公開しました。ぜひ劇場でご覧ください。

STORY

 ©Sepideh Farsi Reves d'Eau Productions

©Sepideh Farsi Reves d’Eau Productions

廃墟のガザで撮影を続けるフォトジャーナリストと、彼女を見守るイラン人監督──
1年にわたるビデオ通話を通じて紡がれた、比類なきドキュメンタリー

イスラエルによるガザ攻撃が続いていた2024年、イラン出身の映画監督セピデ・ファルシは、緊急に現地の人々の声を届ける必要性を感じていた。しかし、ガザは封鎖されており行くことは出来ない。そこで、知り合ったガザ北部に暮らす24歳のパレスチナ人フォトジャーナリスト、ファトマ・ハッスーナとのビデオ通話を中心とした映画の制作を決意する。以後、イランからフランスに亡命したため祖国に戻れない監督と、監督の娘と同じ年齢で、ガザから出られないファトマとのビデオ通話が毎日のように続けられた。そして、ファトマは監督にとってガザを知る目となり、監督はファトマが外の世界とつながる架け橋となり、絆を築いていく。

ファトマは空爆、饑餓や不安にさらされながらも力強く生きる市民の姿や、街の僅かな輝きを写真に収め、スマホ越しにガザの様子を伝え続けた。監督が「彼女は太陽のような存在」と形容するように、彼女はいつも明るかったが、度重なる爆撃で家族や友人が殺されていくにつれ、表情を暗くしていく。そして悲劇はファトマをも襲う。2人が交流を始めて約1年後の2025年4月15日、本作のカンヌ映画祭上映決定の知らせを、ファトマは喜んだが、その翌日、イスラエル軍の空爆でファトマを含む家族7人が殺されてしまったのだ。25歳になったばかりのファトマの死は、本人が「もし死ぬのなら、響き渡る死を望む」と書いたように、世界中に波紋を広げることになる。

登場人物:セピデ・ファルシ、ファトマ・ハッスーナ
監督:セピデ・ファルシ プロデューサー:ジャヴァド・ジャヴァエリー
制作:Reves d‘Eau Productions、24images Produciton 配給:ユナイテッドピープル
原題:Put Your Soul on Your Hand and Walk
2025年/フランス・パレスチナ・イラン/113分
SNS: X (旧Twitter)   Instagram

2025年12月5日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次ロードショー

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