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10月 07

映画『プラスチック・ラブ!』公開決定&第39回東京国際映画祭正式出品のご案内

第39回東京国際映画祭 Nippon Cinema Now部門に正式出品が決定したドキュメンタリー映画『プラスチック・ラブ!』が、2027年春、ヒューマントラストシネマ有楽町・渋谷ほか全国で順次ロードショーとなります。

本作を手がけたのは、東京を拠点に活動する写真家・映画監督のシビラ・パトリチアと、アーティストのクレメンタイン・ナット。日本に移り住んだ二人が見つめたのは、世界有数のプラスチック汚染国となってしまった日本の現実です。そして取材を重ねる中で、藁や葉などを使って「包む」という日本の伝統文化にこそ、プラスチックに覆われた未来から抜け出す鍵が隠されているのではないか――そんな発見にたどり着きます。

■映画概要『プラスチック・ラブ!』

ポップに彩られた日本の「包む」文化への旅。
それはプラスチックにまみれた未来から逃れる鍵かもしれない。

素材との向き合い方を、これほどまでに美意識へと昇華させた国はない。しかし現在の日本は、世界有数の使い捨てプラスチック大国でもある。ポップな感覚で日本人の「きれい好き」文化に迫る本作は、身近な素材と向き合う廃棄物処理業者や包装職人たちを訪ね歩きながら、「包む」という慎ましやかな技が、私たちをプラスチックに包まれた未来から解放する鍵となり得るのかを問いかける。プラスチックに包まれた美しいクッキー。5層のラッピングに丁寧に包まれた一粒のいちご。街角ごとに瞬くカラフルなペットボトルの自動販売機。日本がプラスチック依存と向き合う中、『プラスチック・ラブ!』は包装という文化の深層へと潜り込み、かつて「もったいない」の精神を体現した国が、なぜプラスチックに飲み込まれてしまったのかを探る。

日本の廃棄物処理に携わる人々と包装職人たちの物語を交差させながら、ゴミと素材への敬意が共存する世界へと旅する。マスコットが描かれたごみ収集車、轟音を響かせる東京のごみ焼却炉、そして伝統工芸職人たちの手仕事――過去の知恵と過剰消費文化の狭間で揺れる国の肖像を描き出す。藁、葉、漆、そしてプラスチック。日本の素材のミクロな世界に迫りながら、かつて敬意と洗練の所作であった「包む」という行為が、いかにして「使い捨て」への依存へと変貌していったのかを浮かび上がらせる。本作は、私たちが何を捨て、何を大切にするのか、そして、この浪費の連鎖を断ち切るために何が必要なのかを、静かに問いかける。

監督:シビラ・パトリチア、クレメンタイン・ナット
プロデューサー:坂野 かおり、クレメンタイン・ナット、シビラ・パトリチア
アソシエイト・プロデューサー:植山 英美
登場人物:坂野 晶、池田 こみち、鎌田 衛、山田 悦子 他
制作:FAB 配給:ユナイテッドピープル
2026年/日本・オーストリア/84分/ドキュメンタリー

2027年春 ヒューマントラストシネマ有楽町・渋谷ほか全国順次ロードショー

第39回東京国際映画祭 Nippon Cinema Now部門上映での『プラスチック・ラブ!』上映スケジュール

角川シネマ有楽町 (車椅子スペースあり)
10/30 [FRI] 13:50- (本編84分) – (Q&A30分)

角川シネマ有楽町 (車椅子スペースあり)
11/02 [MON] 20:20- (本編84分) – (Q&A30分)

※シビラ・パトリチアとクレメンタイン・ナットの両監督が登壇
 この他、登壇者追加の可能性あり

第39回東京国際映画祭チケットはこちら

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