元参議院議員、プロレスラーの大仁田厚さんから『プラスチックの海』へコメントが届きました!
「げ!プラスチックに着火してクッキング!?」
フィジーのお母さんが調理する美味しそうな鍋と、プラスチックを点火剤にするこのシーンが衝撃だった。煙が目に染みて辛そうなリポーターをよそに、お母さんは言う。タダだもの。
年間驚くべき量のプラスチックを破棄して、俺たちは生きている。安いし丈夫だし手軽なプラスチック。破棄しまくってるから、海岸に流れ着くプラスチックゴミもある。そして恐ろしいことに、海洋生物のお腹にたまり続け病を引き起こす細かくなったマイクロプラスチックも。
この映画はただ悲観的だったり、恐怖心を与えるような、環境啓蒙映画じゃない。俺はキレイゴトだけじゃ生きていけないと知っているから、「ゴミを無くそ!海を守ろう!」って言うだけでは物事良くならないと思っている。
この映画が興味深いのは、プラスチックの再生や、リサイクルを、経済的に成り立たせる仕組みまで紹介しているところ。プラスチックがディーゼル燃料になるって、知ってたか?俺は、頭の良い研究者の人たちは、凄いこと考えるなぁと感心し通しだったよ。
レジ袋の有料化で、レジ袋の消費量が増えたって話も聞く昨今。
最先端技術と俺たち地球に住むみんなのちょっとした意識改革で、合理的に工夫して海も健康も未来に繋げようぜ。
元参議院議員、プロレスラー 大仁田厚
大仁田厚さんプロフィール
元参議院議員、プロレスラー
2015年から海岸の清掃活動を行う。
現在は九州地区を中心に「ビーチギア・ジャパン」として海岸の清掃活動を行っている
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