監督:ブランドン・クレーマー
プロデューサー:ランス・クレーマー 、ダーレン・アロノフスキー、ヨニ・ブルック、ジャスティン・A・ゴンサルヴェス、アリ・ハンデル 共同プロデューサー:ヒラ・メダリア
編集:ジェフ・ギルバート 撮影監督:ヨニ・ブルック 音楽:ジョーダン・ダイクストラ
登場人物:リアット・ベイニン・アツィリ、イェフダ・ベイニン、ハーヤ・ベイニン、ジョエル・ベイニン、タル・ベイニン、アヴィヴ・アツィリ、ネッタ・アツィリ、オフリ・アツィリ、アヤ・アツィリ 他
制作:プロトゾア・ピクチャーズ、メリディアン・ヒル・ピクチャーズ 配給:ユナイテッドピープル
97分/アメリカ/2025年/ドキュメンタリー
©Meridian Hill Pictures第98回アカデミー賞®長編ドキュメンタリー映画賞ショートリスト選出作品
ダーレン・アロノフスキー プロデュース
©Meridian Hill Pictures
©Meridian Hill Pictures突然の襲撃、引き裂かれた家族
2023年10月7日の朝、ガザ地区との境界から2km足らずの場所にあるイスラエル南西部のキブツ(農業共同体)、ニールオズがガザから侵入したハマスの武装勢力に襲撃される。住民およそ400人のうち、4分の1が殺害されるか人質となるという壊滅的な被害を受け、リアット・ベイニン・アツィリと夫アヴィヴもガザへと連れ去られる。父イェフダら家族は、2人を救うため必死の行動を開始する。リアットがアメリカ国籍を持つことから、イェフダは人質解放を求め、バイデン政権に働きかける代表団の一員として訪米する。しかしそこで、人質家族の存在が、イスラエル政府による戦争継続の「理由」として利用されている現実を知り、愕然とする。
家族の救出を巡り浮き彫りになる複雑な問題
ネタニヤフ政権に批判的なイェフダは、首相は自身の投獄を免れるために戦争を長引かせていると非難する。一方、批判よりも救出を優先すべきだと反発する家族や関係者も。しかしイェフダの兄で中東史の教授、ジョエル・ベイニンの視点は一線を画す。かつてイスラエルに移住したジョエルは、暮らしたキブツがパレスチナ人の村の上に建てられたことを知り、アメリカへ戻った人物だ。彼は、10月7日以前からの構造的問題に目を向ける必要性を訴える。愛する家族の安全な帰還を切望する切実な視点を軸に、政治、歴史、分断された価値観が交錯する本作は、イスラエル・パレスチナ問題に多層的な視座をもたらすドキュメンタリーとして話題を呼んでいる。
「『ホールディング・リアット』は復讐ではなく人間性への道を示す。フェンスの向こうを見据え、隣人を殺すのではなく慈しむよう私たちに問いかける作品だ。」
― ペトラ・コスタ(第75回ベルリン国際映画祭ドキュメンタリー部門審査委員長)


2026年3月7日(土) シアター・イメージフォーラムほか全国順次ロードショー
「政治的に強力で、感情的に引き込まれる… 胸が張り裂ける真実の物語」
— ザ・ハリウッド・リポーター
— ザ・ハリウッド・リポーター



