渋谷アップリンク、公開初日トークイベント決定!8/1(土)


映画『それでも僕は帰る 〜シリア 若者たちが求め続けたふるさと〜』、8月1日(土)より、渋谷アップリンク、福岡中洲大洋劇場ほかで公開となります。本映画だけではシリアの1つの面しか見えないため、トークゲストを迎えて、映画とはまた違う視点から「シリア」についてお話いただく機会をつくってまいりたいと思います。

公開初日の8月1日(土)には、朝日新聞、現ニューデリー支局長・前中東特派員の貫洞欣寛さんと、国境なき医師団日本の白川優子さんにゲストとしてお越しいただけることになりました!!お二方とも、内戦状態となった後のシリア、そして世界各地の紛争を間近で見つめていらっしゃった方々です。直接お話を聴ける貴重な機会、ぜひご来場ください!
 

●日時:8月1日(土)13:10〜15:25(トークは14:45〜)
●場所:渋谷アップリンク

 
▼貫洞欣寛さんプロフィール
1970年、広島市生まれ。
朝日新聞ニューデリー支局長。国際基督教大卒。米ウィスコンシン大、エジプトのカイロ・アメリカン大に留学。5歳の時、ベイルートに単身赴任していた父親がレバノン内戦に巻き込まれたことから、中東と紛争に関心を持ちはじめる。94年から朝日新聞に勤務。2001年の米同時多発テロ事件直後にアフガニスタンに派遣されて以来、紛争地取材の道に。2004年から2012年までの間、2回計5年半カイロに中東特派員として勤務。イラク戦争、パレスチナ問題、レバノン紛争、南スーダン独立、エジプトの革命とクーデター、イエメン内紛、リビア内戦、シリア内戦を取材。2014年4月からはニューデリーに勤務し、ネパール地震などを取材。シリアはこれまで計7回入国。「それでも僕は帰る」の舞台ホムスも、撮影期間中にあたる2012年1月に取材した。今年1月には「イスラム国」撤退後シリア北部コバニに入り、最新の状況を取材した。(写真はそのときクルド人民兵と一緒に撮ったもの。)
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▼白川優子さんプロフィール
1973年生まれ、埼玉県出身。
看護師。国境なき医師団日本・海外派遣スタッフ人事担当。7歳のころに「国境なき医師団」を知り、いつかは参加したいと思うようになる。埼玉の看護学校を卒業後、国内で7年間、外科・産婦人科を中心に勤務。2003年、オーストラリアン・カトリック大学看護学部に留学し、卒業。語学力を身につけ、豪州の看護師資格を取得。メルボルンで4年間、看護師として勤務したのち、2010年に国境なき医師団に参加。内戦終結直後のスリランカに手術室看護師として8カ月間派遣されたのを振り出しに、パキスタン、イエメン、南スーダンなど主に紛争地を中心に、これまで計8回派遣。なかでもシリアには、2012年9月と2013年6月の2回、それぞれ3か月間ずつ派遣され、内戦で傷ついた市民や子どもたちに対する緊急手術などの医療活動を行った。この4月には、ネパール大地震の緊急支援に出動した。
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