6月1日(土)シアター・イメージフォーラム他全国順次ロードショーとなる映画『アニマル ぼくたちと動物のこと』(配給:ユナイテッドピープル)の特別試写会シンポジウムを、国際生物多様性の日である5月22日に東京で開催いたします。劇場公開前に本作を一足早くご覧になれる機会です。本特別試写会に、高校生、大学生、大学院生、専門学生合計50名様を先着で無料ご招待!ぜひお申し込みください。※定員に達したため締切りました
日時:2024年5月22日(水)18:45-21:30 (18:30開場)
場所:日比谷 コンベンションホール(大ホール) 東京都千代田区日比谷公園1-4 B1
参加費:無料(招待制)
対象:高校生、大学生、大学院生、専門学生
応募期間:4月4日~4月29日
募集人数:50名
主催:ユナイテッドピープル
プログラム:
18:50-20:35 映画『アニマル ぼくたちと動物のこと』上映(105分)
20:35-21:30 シンポジウム
・解説「生物多様性の今」:山岸 尚之/WWFジャパン自然保護室長(気候・エネルギー、海洋水産、金融、生物多様性)
・活動発表:環境保護団体、学生団体、ユース
締め切りました
【登壇団体・個人】
・大庭美菜(ジェーン・グドール・インスティチュート・ジャパン)
・ふきたろう
・齋藤克希(サスティナブル推進協会NAMIMATI 代表理事)
・Rena(横浜インターナショナルスクール ルーツ&シューツグループ)
・稲場一華(元生物多様性わかものネットワーク4代目代表)
・小学生環境活動家 Mirei(Dream Builders設立者・代表)
・ひかりん、てっちゃん(Fridays For Future Yokohama)
■映画概要
僕たちは絶滅するの?
地球上の生命の「6度目の大量絶滅」が迫っているらしい。
危機感を覚えた16歳のベラとヴィプランの2人が阻止する方法を探りに世界各地へ旅するが果たして・・・
ベラとヴィプランは、動物保護と気候変動問題に取り組む16歳のティーンエイジャー。自分たちの未来が危機にさらされていると確信している世代だ。過去40年間に絶滅した脊椎動物の個体数はすでに60%以上と言われ、ヨーロッパでは飛翔昆虫の80%も姿を消した。このことを科学者たちは「6度目の大量絶滅」と呼んでいる。50年後、人類は生存していないかもしれない。2人は、映画監督で活動家のシリル・ディオンに後押しされ、気候変動と種の絶滅という2つの大きな危機の核心に迫ろうと決意し、絶滅を食い止めるための答えを探るべく、世界を巡る旅に出る。インドではプラスチック汚染について、フランスでは温室効果ガス排出量の約15%を占める畜産業の実態を、パリでは動物行動学者のジェーン・グドールから動物と人間の関係について学ぶ。また、ケニアの大草原を訪れ、環境大国コスタリカでは現職大統領から自然再生のノウハウを学ぶ。2人は果たしてより良い未来のための解決策を見出せるだろうか?
詳細監督:シリル・ディオン
出演:ベラ・ラック、ヴィプラン・プハネスワラン、ジェーン・グドール 他
撮影:アレクサンドル・レグリーズ 編集:サンディ・ボンパー
プロデューサー:ギヨーム・トゥーレ、セリーヌ・ルー他
原語:英語、フランス語
原題:ANIMAL
配給:ユナイテッドピープル
105分/フランス/2021年/ドキュメンタリー
2024年6月1日(土)シアター・イメージフォーラムほか全国順次ロードショー
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【登壇団体・個人紹介】
●WWFジャパン
WWFは100カ国以上で活動している環境保全団体で、1961年に設立されました。人と自然が調和して生きられる未来をめざして、失われつつある生物多様性の豊かさの回復や、地球温暖化防止などの活動を行なっています。
山岸尚之(Naoyuki Yamagishi)
WWFジャパン自然保護室長。著書:諸富徹・山岸尚之/編(2009) 『脱炭素社会とポリシーミックス』 日本評論社
Najam, Adil, Janice M. Poling, Naoyuki Yamagishi, Daniel G. Straub, Jillian Sarno, Sara M. De Ritter and Eonjeong Michelle Kim. (Sep., 2002). From Rio to Johannesburg: Progress and Prospects. Environment. 44 (7): 26-38.
経済産業省「地球温暖化対応のための経済的手法研究会」委員(2008年度)、衆議院環境調査室・客員調査員(2008年度)、カーボン・オフセット認証委員会委員(2011年度)、カーボン・ニュートラル認証委員会委員(2011年度)、カーボン・オフセット制度登録認証委員会(2012年度〜2016年度)、内閣府・実践キャリア・アップ戦略・カーボンマネジャーワーキング・グループ委員(2011年度~2014年度)、外務省・気候変動に関する有識者会合(2018年1月~4月)、東京都環境審議会委員(2021年4月~)
●NPO法人Jane Goodall Institute
動物行動学者、国連平和大使のジェーン・グドール博士が1977年に設立。世界37カ所に拠点をもつ、地域主導型の環境保全団体。チンパンジーの調査研究や野生動物の保護を継続的に行っているほか、地域に根ざした環境活動を世界各地で行っています。アフリカのTACAREというプログラムでは、地域や村の人たちを中心に、リジェネラティブな農業や森の再生活動に取り組んでいます。また、ユースのアクションプログラム「ルーツ&シューツ」には69カ国で1万2000人が参加。一人ひとりが身近な課題を解決していくことで、それが集積して大きな力となり、「人」「動物」そして「自然」が共生できる世界へとつながっていきます。行動が希望を生み、希望が行動を生む。平和を希求する思いやりのあるリーダーが世界中に広がっています。
大庭美菜(Mina Oba)
NPO法人Jane Goodall Institute、Executive Director。ブラジル、アメリカ、ドイツで子ども時代を過ごし、14歳のころに日本へ帰国。NHKの報道記者としてキャリアをスタート。さまざまな社会課題について議論・発信する『VOGUE JAPAN』のプロジェクト「VOGUE CHANGE」のエディターを経て、フリーランスライターに。子どもの頃からの憧れの存在であったジェーン・グドール博士のNPO法人Jane Goodall Instituteに2023年より参画し、日本支部の再構築とユースのアクションプログラムRoots & Shootsを日本各地に広める取り組みをしている。
ふきたろう
高校時代に行った署名が、神奈川県立高校135校の再エネ化に貢献。現在は、大学で建築学を学びながら、身近なところから環境問題への対策を行う。
「地球温暖化を止めたい」ある学生が始めた署名活動から、県立高校135校の再エネ化の実現に至るまで
●サスティナブル推進協会NAMIMATI
NAMIMATIは想いに環境、海問題に取り組む次世代プラットフォーム。
約300名の学生が活動しており、関東、関西、東海の支部で構成されています。
自然と実際に触れ合い体験し「この自然を残して行きたい」
という内から出る志持つことによって、ここが成長し共有しながらサスティナブルな社会を創造します。
齋藤克希(Katsuki Saito)
動物、人間、環境保護のために活動中。最初は学校のカフェテリアなどでジュースのアルミ付き紙パックが燃えるごみとして大量に捨てられていることに疑問を感じ、正しくリサイクルされる方法を探求。日本テトラパック社に直接送り返す「リサイクル便」を導入し、送り返す活動を始めました。校内の生徒にも参加と協力を促すべく、啓発するためのゴミ箱やポスターなどを学校内に設置し、週に一度グループはパックを回収・洗浄しています。また、この活動を通してベルマークポイントを貯められる「アルミ付き紙パック回収 チャレンジ」キャンペーンに参加し、溜まったポイントで近隣の児童養護施設の支援を行っています。他にも、パックを再利用しつくった雑貨などをフードフェアで販売し、その利益をチンパンジーの保護活動に利用されるというジェーン・グドール・インスティテュートの「チンプ・ガーディアン・プログラム」へ寄付しています。
Rena
14歳。横浜インターナショナルスクール8年生。ジェーン・グドール氏の活動に影響を受け、約3年前に数人の友人たちと横浜インターナショナルスクール ルーツ&シューツグループを立ち上げました。
●生物多様性わかものネットワーク
生物多様性の世界目標である「愛知目標」をきっかけに2012年に設立。「生物多様性」をキーワードに北海道から九州まで全国各地から、文系理系問わず多様なメンバーが集う。自然と共生した社会の実現を目指し、環境教育、フィールド、政策提言の3つの軸で活動を展開。団体設立のきっかけとなった愛知目標の次の世界目標が採択されたことを見届け2023年3月を持って、解散。
稲場一華(Ichika Inaba)
元生物多様性わかものネットワーク4代目代表。2000年生まれ。東京農業大学農学部に入学し、生物多様性や生態学について学ぶ。大学1年の冬に生物多様性わかものネットワークと出会い、活動を開始。絶滅危惧種であるイリオモテヤマネコの研究の傍ら、政策提言や環境教育など現場から国際まで幅広く活動。現在は、国際自然保護連合日本委員会(IUCN-J)で事務局を務める。
●Dream Builders
私たちドリームビルダーズは、小学4・5年生を中心に集まったプロジェクトチームです。環境問題について学び、解決策を考え、様々な活動をしています。各メンバーは、それぞれの強みを生かしながら、プロジェクトの企画、運営・実行、広報、デザイン等を担当します。メンバーの多くが、日英のバイリンガルです。私たちはまだ学生ですが、熱意やクリエイティビティー、そして自分達にできることを一生懸命することで、この地球上のさまざまな課題に取り組む役割を果たすことができると信じて活動しています。
小学生環境活動家 Mirei
Mirei は10歳の最年少アースデイ東京実行委員メンバー。小学2年生の頃、スーパーで買ったサンマにマイクロプラスチックを発見したことを機に、地球の様々な環境問題について調べ始め興味を深めたのち、小4の夏に友達を誘い小学生環境保護プロジェクトチーム“Dream Builders”(以下D.B.)を設立。オリジナルエコグッズの企画販売、募金活動、ワークショップ等を展開し、2023年秋にはユニセフを通じてアフリカに100万リットル以上の水を浄化できる量の浄水剤を寄付しました。アースデイ東京2024では4/21(日)12:30~ヒューマントラストシネマ渋谷にて、映画『グレタ、ひとりぼっちの挑戦』上映会&グレタさんに手紙を書くイベントをD.B.とアースデイ事務局と共同開催。“Small Steps, Big Impact”をスローガンに、地球を少しでも良い場所にしていくことを目標に環境保護活動を継続しています。
●Fridays For Future Yokohama
Fridays For Future(未来のための金曜日)とは、2018年に具体的な気候変動対策を求めて立ち上がったグレタ・トゥーンベリさんから始まったムーブメントです。Fridays For FutureYokohamaは2021年に立ち上がりました。地球温暖化、気候変動などの大きな課題に対して 「自分で何かしたい!」「何かしないといけない!」という思いをもった若者で活動、運営しています。
ひかりん(Hikarin)
青山学院大学地球社会共生学部在学。Fridays For Future Yokohama オーガナイザー。小学生の頃、レイチェルカーソンの「沈黙の春」を読んだことがきっかけで環境問題に関心を持つ。気候変動、サードプレイス、農業に関心がある。好きな食べ物はさつまいも。
てっちゃん(Tecchan)
クラーク記念国際高等学校在学。環境活動家。
興味関心:気候変動、プラスチック、サーキュラーエコノミー、リジェネラティブ、第一次産業、ソーシャルビジネス。
活動のきっかけ:中学生のときにみたNHKスペシャル2030年未来への分岐点。
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