あなたの買った魚は奴隷が捕ったものかもしれない。
騙され、拉致され、「海の奴隷」として漁船で働かされる男たち。
彼らを救うべく一人のタイ人女性が命がけの航海へと漕ぎ出していく──
映画『ゴースト・フリート 知られざるシーフード産業の闇』が5月28日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国順次ロードショー。
斎藤幸平さん(『人新生の「資本論」』著者)他より映画評が到着しましたのでお知らせします。
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「生態系を破壊する無法状態の乱獲は、漁船という監獄に閉じ込められた奴隷によって支えられている。その魚は私たちの食卓にもあがっているかもしれない。SDGsを掲げるなら、まずこの映画を見て、現実を知らねばならない。」
─ 斎藤幸平(『人新生の「資本論」』著者)
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「世界有数の水産物輸出国・タイ。それは奴隷労働による「安価な労働賃金」が支えているのかも? タイの水産物輸出先第2位・日本の私たちは、まずは現状を知ること。状況は変えられる!という希望の映画でもあります。」
─ 枝廣淳子(幸せ経済社会研究所所長)
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「洋上は監視の目の届かぬ無法地帯で、世界中から集められた奴隷たちが、覚醒剤を使って長時間労働をさせられている。密着ドキュメント映像によって、我々は海の上の地獄を体験できる。この魚を食べているのは我々だ。」
─ 鈴木 智彦(フリーライター
/『サカナとヤクザ 暴力団の巨大資金源「密漁ビジネス」を追う』著者)
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「あまりにも非道な奴隷労働で獲れた魚を無自覚に口にしていたことにゾッとした。下手なホラーより背筋の凍るような現実が突きつけられる。魚介消費大国日本に住む我々が見るべき一作。」
─ 榎森耕助(せやろがいおじさん)(お笑い芸人YouTuber)
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