いよいよ3月7日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国順次ロードーショーとなる、ハマスに人質として拐われた娘を救い出す…分断を超え奔走する家族を描くドキュメンタリー映画『ホールディング・リアット』へ映画監督・作家の森達也さん、ジャズ・ピアニストの小曽根真さん、俳優・タレントのサヘル・ローズさん他からのコメントが到着しました!
ハマスに娘を拉致された家族のドキュメンタリー。正直に書く。観る前には少し逡巡があった。ハマスの残虐さとネタニヤフ政権の正当性ばかりが強調されるのではないかとの思いがあったからだ。でも今は観終えて思う。被害側も加害側も一色ではない。そもそも被害と加害も単純には分けられない。当たり前だ。そんなことはわかっていたはずなのに、その発想をいつのまにか止めていた自分に気がついた。観てよかった。
── 森達也(映画監督・作家)
─────────────────────────────────────────
本当に胸がずっと苦しかった。
僕の知り合いにもリアットさんのご両親と同じ思いを抱えているイスラエルの人はたくさんいる。共存を目指さなければ、報復の連鎖は止まらない…と。重く、厳しい現実だと実感した。
僕が音楽を書かせて頂いた事のある井上ひさし先生が残された作品には一貫して「報復の連鎖を止める」という強いメッセージがある。その為には目の前の出来事や周囲の声に流されず、自分の頭で考え抜くことが必要だと。そのメッセージが、この映画からもまっすぐ届いた。
そしてその思想のもと、真の平和を心から願い続ける人達がこんな残酷で悲しい目に遭わされてしまう「戦争」という狂気にあらためて怒りと悔しさを感じる。
─ 小曽根真(ジャズ・ピアニスト)
─────────────────────────────────────────
この作品が映しているのは、
奪われた人ではなく、
残された側の「壊れていく時間」
家族の生死もわからないまま、待つことしかできない。
それは希望ではなく、無力感とともに息をする日々。
生きているのに、心だけが少しずつ遠くなっていく時間。
なぜ一般市民が繰り返し戦争の理由にされてしまうのかという現実。
国家の論理の中で、人の命が後回しにされていく現実が、
この映画の静けさの奥に存在していた。
私は、第三者のままで観ることはできませんでした。
スクリーンの中の現実が、
観る側の胸の内側に移ってくる感覚があったのです。
映画が問いかける「フェンスの向こう側の人々への想い」
どうか、決して聞き流さないでほしい。
それは遠い場所のことではなく、
私たちの人間としての感覚に向けられたメッセージだと感じました
── サヘル・ローズ(俳優・タレント)
─────────────────────────────────────────
政治に拉致され、政治に救出を阻まれる被害者と
その家族の憤りと悲しみが、北朝鮮による日本人拉致被害者と
家族の思いに重なり、始終胸締め付けられる思いでした。
── 蓮池薫(新潟産業大学 経済学部 特任教授)
─────────────────────────────────────────
その他コメントはこちら
2026年3月7日(土) シアター・イメージフォーラムほか全国順次ロードショー




Comments are closed.